ご挨拶

競技スキーを愛する皆さん、お元気にお過しの事と思います。

来るシーズンに向けての準備は万全でしょうか?コロナ渦ではありましたが、202122年は豊富な雪に恵まれ待望のシーズンになりました。

「丸沼高原レーシングクラブ」でも延べ25日のキャンプを実地し、382人の参加がありました。3年ぶりに開催できた4月の最終キャンプは硫安で固め素晴らしいバーンコンディションとなり、 急遽参加いただいた「片品ジュニア」からも感嘆の声をいただきました。交流を通し、若者のスキー離れが指摘される昨今、地元ジュニア育成の為の環境作りも急務だと感じました。

当クラブは社会人の競技スキークラブですが、創立以来「競技スキーの普及」を目的にクラブ員以外にも広く練習の場を提供(開放)しているクラブとして周知されております。しかし、残念な事に近年は長引くコロナに温暖化、スポーツの多様化、スキー場側の相次ぐコース規制、パークの増設、バーン代の極端な値上げ等あり、競技スキーは継続する事が極めて困難な状況下にあります。

全てのスポーツの原点は競技であり、競技を愛し、理解し、普及できる環境を願ってやみません。

「丸沼高原レーシングクラブ」は今シーズン創立30周年を迎えます。これも長い間クラブを支えていただいたスキー場側関係者、パトロール、定宿、歴代コーチ、関わり合った多くの仲間、諸先輩方のお陰であると感謝しています。長きにわたり、本当にありがとうございました。
依然厳しい状況ではありますが、今後も「丸沼高原レーシングクラブ」は最速のスキーを求めて進化し続けます。今シーズンもオリンピアン「星瑞枝」をコーチに招き、ポールトレーニングの他に基礎キャンプを新たに企画しました。HPをご覧いただき興味を持たれた方は、是非一度「丸沼高原スキー場」まで足を運んでいただきたいと思います。

【日光国立公園】に属する美しい「丸沼高原スキー場」で、競技スキーを愛する多くの仲間に会える事を楽しみにしています。

丸沼高原レーシングクラブ 会長 角田 英明