ご挨拶
競技スキーを愛する皆さん、お元気にお過しの事と思います。
来るシーズンに向けての準備は万全でしょうか?
【丸沼高原レーシングクラブ】では2023~24年シーズン33日間のキャンプを実施し、延べ548名の参加者がありました。国体には2年続けて埼玉県より石井三郎選手が本選出場を果たしています。60代の国体選手は希有な例であり、本人のスキーに対する情熱と努力には頭が下がります。また、2シーズンで7名の新入会員を迎えることが出来たのも、活発なクラブ活動が認められた事であり喜ばしく思います。
一方で、競技スキーを取り巻く環境は依然として厳しい状況ではありますが、今後も【丸沼高原レーシングクラブ】は最速のスキーを求めて進化し続けます。今シーズンもオリンピアン「星瑞枝」をコーチに招き、ポールトレーニングの他に基礎キャンプも計画しています。「星瑞枝」は滑りを具現化出来る数少ないプレーイングコーチであり、興味を持たれた方は、是非一度「丸沼高原スキー場」まで足を運んでいただきたいと思います。
更に、最新のタイミングシステム「ChronoROBOT」(クロノロボット)を導入し練習の効率化を図ります。成長の為に目に見えるデーター分析は必要であり、「クロノロボット」の活用を通して、クラブ全体の技術向上を目指したいと思っています。
「パリ五輪」はスポーツの持つ多くの感動を残して閉幕しました。2025、26年度には片品地区で「全日本マスターズスキー大会」が開催されます。我々はスキーという素晴しいスポーツを通して、皆様と感動を共有したいと思っています。
【日光国立公園】に属する美しい「丸沼高原スキー場」で、競技スキーを愛する多くの仲間に会える事を楽しみにしています。
丸沼高原レーシングクラブ 会長 角田 英明