ご挨拶
競技スキーを愛する皆さん、お元気にお過ごしの事と思います。
来るシーズンに向けての準備は万全ですか?先シーズンはコロナの影響もあり大会中止が相次ぎ残念なシーズンとなってしまいました。
当クラブでも数回のキャンプ中止を余儀なくされ、参加を予定されたメンバー及びビジターの多くの方々にご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。
限られた練習環境の中ではありましたが、スキー場側の協力を得て計8回(20日間)のキャンプ(参加者237名)を実施した結果、クラブ所属の2名(埼玉県より石井三郎、神奈川県より佐藤一道)が国体通過を果たす事ができました。残念ながら「秋田国体」は中止となってしまいましたが、2人の活躍はクラブにとっても大きな原動力となりました。
また、コロナの影響を受けた【東京オリンピック・パラリンピック】でしたが、スポーツは大きな感動を与えてくれました。そして、その感動は【北京オリンピック】へと続いていきます。我々はスキーを通じてスポーツの持つ感動を皆さんと共有したいと思っています。
2021~2022年シーズンは計17回(36日)の定例キャンプを開催予定です。毎年大好評の「星瑞枝」スペシャルキャンプは年末に企画しており、今回は「速さ」+「怪我をしない身体作り」をテーマに指導していただく予定です。ナショナルチームに15年在籍し、世界と戦ったオリンピアンの技術とメソッドを体感できる特別な機会ですので、多くの皆様の参加をお待ちしています。
「丸沼高原レーシングクラブ」は多くの皆様に支えられ、お陰様で創立29年を迎えることになります。今では数多くの国体選手や全日本マスターズの優勝者、強豪を排出した社会人の競技スキークラブとして皆さんに周知されています。来シーズンも志のある2名の新入会員を迎え、ビブも新たに作成し、これからも最速のスキーを求めて進化し続けます。
クラブの規約には「スキーを通じて会員相互の親睦を図るとともに、会員の競技スキー技術向上並びに競技スキーの普及を目的とする」とあります。趣旨に賛同される方の会員募集も常時行っておりますので、レベルを問わず、新しい仲間からの連絡を会員一同心よりお待ちしております。
最後に、2021~2022年が雪に恵まれ穏やかなシーズンとなりますよう、心より願っています。
丸沼高原レーシングクラブ 会長 角田 英明